京都嵐山 廣川

廣川と鰻について

廣川と鰻について

廣川について

京都、嵐山にて創業1967年。正統な江戸前の調理技法を継承し、さらに大胆かつ繊細に極めた珠玉のうなぎ料理をお出ししています。江戸時代、天保年間より続く埼玉・熊谷にあるうなぎ屋、「廣川」に由来があります。
2009年に当初の店舗より移転・新築し、京都の宮大工による技の粋を凝らした木造建築の店舗に。
2019年にはよりゆったりとした空間で贅沢な時間を味わっていただけますように個室を増やし、全席完全予約制にさせていただいております。
1階からは京の庭師による小滝や草花を配した坪庭を、2階席からは嵯峨嵐山の四季を彩る洛西嵐山の雄大な山並みを見ながら、お食事を楽しんでいただけます。
少人数さまでくつろいでいただける個室も、多種ご用意しております。
清潔で凛とした、かつ暖かみを感じる店内と接客で皆様をおもてなしさせていただきます。

鰻について

信頼できる生産者による良質の国産鰻のみを毎日仕入れ(現在は主に鹿児島県・宮崎県産)、嵐山の北に位置する愛宕山山系の地下水(当店地下、水深30m以上の井戸より汲み上げ、飲み水にも使用。)にて数日飼い込み、使用しております。

天然鰻について

天然鰻は夏場から秋口にかけてのみ、島根県・江の川からの天然鰻のみ使用しております。(天然鰻はどうしても味にばらつきがありますが、当店使用の鰻は、養殖より美味しいと認めた鰻のみ使用しています。)
直前にしか仕入れが分かりませんので、お電話でお問い合わせいただき、事前にご予約をお願いします。

  • ※値段は時価で通常メニューの2倍くらい。一尾単位でのご注文でお願いしています。

匠の技と秘伝のタレ

鰻は川魚ですので、酸化が早く、作り置きすると味が落ちます。鮮度が何より一番です。
当店の調理法は背開きで蒸しを入れる江戸前です。
時間をかけず一瞬でさばく技、そして日本一の紀州備長炭による圧倒的熱量でむっくりと焼き上げます。 味の決め手となるタレは、江戸時代天保年間より続くコクのあるタレに、毎日仕込む新しいタレを継ぎ足し、さらに焼く際に鰻をくぐらせる事により、様々な要素が絶妙に合わさった「廣川のタレ」となります。
糖分を抑えたあっさりしたタレですので、甘さの中にも鰻が持つ本来の美味しさを味わっていただけます。
使用しているお米はクセのない京丹後産のコシヒカリ「京の宮御膳」、少量ずつその都度炊き上げるようにしております。
料理を目でもしっかりと楽しんでいただけるよう、器は木製の漆塗りを使用。その他、蒲焼き皿等は清水焼等の作家物を使用しております。
味と器、全てに本物の江戸前と京都の良さを融合させています。

  • ※作り置きが出来ない為、注文を聞いてからの調理を基本にしておりますが、その場合は1時間程度かかります。その為、出来る限りお待たせせず、出来立てを食べていただけるように、予約時間に合わせて調理を始めております。

KYOTO ARASHIYAMA HIROKAWA